1970年代Dr Farrarが円板転位(Disc Displacement, DD)の存在を発表した頃まだMRIは臨床応用はされていませんでした。半世紀をへて私達臨床医はどれ程TMJについて理解を深めてきたでしょう。欧米諸国とは異なり、日本ではMRIは相当普及し臨床医はTMJ診断に用いることが可能です。今回TMJをはじめとして画像診断のエキスパートである北大の箕輪先生に症例を通して語り合いたいと思います。
Dr Farrarは円板をrecaptureするため下顎を前方へシフトさせましたが、私達ロスグループでは顎位安定型スプリントを用い顎位を安定させその結果としてこの症例でみられるように円板の位置の改善を観察しています。口の中の咬合にTMJの状態は関係ない?TMJの状態を知らないで咬合治療するそのリスクをこの症例は明らかにしています。TMJの状態を前もって確認する必要性を示しています。
講演内容
- 正常なTMJをMRI、CBCTなどのimagingによって確認
- TMJ及び筋を含めた周辺組織の炎症状態を診断
- 全身性疾患がどうTMJ画像周辺に現れるか
- TMJを見る場合のMRI各種撮像法とその特徴
講 師
箕輪 和行
略 歴
1988 | 北海道大学卒業 |
2000 | 北海道大学 大学病院 講師 |
2015 | 北海道大学 歯学研究科 教授 |
2017- | 北海道大学 歯学研究院 教授 |
池田 和己
略 歴
1979 | 日本大学 歯学部 卒業 |
1981 | ペンシルバニア大学 歯学部矯正科 卒業 |
1989 | American Board of Orthodontics 取得 |
1985-87 | サンフランシスコにてRoth/Williams2年間コース受講 |
1990- | Roth/Williams Internationalセミナー主催 |
実施要項
日 時 | : | 2024年9月1日(日) 9:30~17:00 |
会 場 | : | ヒルサイドプラザ 【交通】 東急東横線:代官山駅下車3分 JR山の手・JR埼京線・地下鉄日比谷線:恵比寿駅下車徒歩10分 |
受 講 料 | : | 30,000円(税込) |
主 催 | : | トップノッチ企画 |
MRIセミナー ― TMJをより深く理解するための画像診断 ―
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口座名 : 池田セミナー 代表 池田 和己
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お問い合わせ先
ロス・センター・ジャパン
ヒルサイドビュー矯正歯科 内
TEL:03-3780-8177
FAX:03-3780-8178
E-mail:ikedakzm@tkd.att.ne.jp