院内だより

プラークのたまりやすい箇所

気持ちの良い秋晴れの天気が続いており、まさに行楽日和。食べ物も豊富なこの季節、健康な歯で秋の味覚を存分味わいたいですね。
さて、先月号では「歯のみがき方」についてお話しましたが、参考にしていただけましたでしょうか?今回はさらに一歩進んで、“プラークがたまりやすい箇所”を衛生士さんに教えてもらいました。いつものケアにプラスして、この部分に注意してもらえれば、むし歯ゼロになることまちがいなし!歯みがきを苦手とする方はもちろん、正しい歯みがきの仕方を実践していただいている方も、きちんとみがけているか、もう一度チェックしてみてください。


■この部分が危険!プラークがたまりやすい箇所ベスト4

03-10-1.jpg 歯の表面についているブラケットの周りと、歯と歯の間のみぞの部分(三角の部分)はプラークがいっぱい。歯ブラシとフロスで毎日しっかりプラークを落としましょう。
03-10-2.jpg ブラケットに付いているフック。この小さなフックの下のプラークは見落としがちです。歯間ブラシを使い、小さな汚れも除去しましょう。
03-10-3.jpg このワイヤーは、歯と歯の間にすき間が開いている時期に使用します。歯ブラシが当りにくいワイヤーの下の部分は、歯間ブラシを使ってプラークを除去しましょう。
03-10-4.jpg 矯正治療中は、奥歯にバンドという装置が入っています。このバンドと歯のすき間の部分は、歯ブラシの毛先をしっかり当てて、プラークを落としましょう。


当院では治療を終えられた患者さんを対象に、矯正治療に関するアンケートを実施しています。治療中大変だったことや、エピソード等を書いていただいておりますが、矯正治療を行ってよかった事の一つに、多くの患者さんから、“歯に興味を持つようになり、歯みがきが上手になった”という、うれしい報告を頂いています。矯正治療中の歯みがきは難しいと感じている方もいらっしゃるかもしれませんが、治療中に、歯のケアの仕方を一度マスターしてしまえば、将来に渡り、歯みがき上手になれますので、みなさんも是非この機会に正しいケアを習慣づけてみてください。

2003年10月01日 15:12

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