ブレースさんこんにちは
本格的な秋を向かえ日本各地が次第に色付き始めるこの季節、なんとも優雅な感じが味わえますよね。
今月11月8日はい1い1歯8並びの日だそうです。機能面においても審美面においても『いい歯並び』であることが、私たちの目標です。ゴールに近づくにつれて、みなさんの笑顔が前よりずっと素敵になっていくのも楽しみの一つ。いい歯並びを獲得して毎日を笑顔で過ごせるようになって頂きたいと思います。
さて、ちょうど一ヶ月前の先月8日、2人の外国人矯正歯科医が、サンフランシスコより来日されました。お二人は当院院長の恩師であり、また皆さんが付けている矯正装置を開発されたドクターでもあります。浅草のオフィスでは、このお二人を講師としてお招きし、全国の矯正歯科医のための講習会を定期的に開催しています。（浅草の診療所がこの期間はセミナー会場に大変身します。）
今回は、この講習会の中でヒルサイドビュー矯正歯科の受付こと上村が患者となり、矯正装置を装着した様子をお伝えいたします。
～ ブレースさんこんにちは ～ ヒルサイドビュー矯正歯科 受付 上村
10月13日(月)に浅草のオフィスでアメリカ人のRoth先生に矯正装置を入れていただきました。ニッと笑うとぎらっと光る装置はからくり人形の仕掛けのよう。これがどう作用していくのかなと思っていたらその効果は翌日から現れました。歯がワイヤーに沿って締め付けられると、隣合わせになった歯がバーゲン会場でセール品に群がるお客さんたちのように隣の歯をぐいぐい押し始めたのです。これは早く間引きが必要だと思い、水曜日に右側３本を抜歯。それからの1週間は、抜歯後の痛み、歯が動く痛み、装置が皮膚に当たる痛み、口内炎の痛み、熱いもの、しょっぱいものがしみる痛み、これらの痛みとの戦いでした。食事も大変です。お米はおかゆに、コーンフレークはくたくたになるまでふやかして、野菜ジュースでビタミン補給。これまでやわらかいと思っていたロールパンなどは唾液でだんごになってしまって咬みちぎるのにとても苦労しました。こんな思いまでして矯正をしたいという気持ちは皆さんと同じだと思います。これから一緒に矯正治療の苦楽を味わってまいりましょう。
（これで浅草、ヒルサイドの受付二人とも矯正治療中です！）
世界各国で、矯正治療と咬み合せの関連性・重要性を伝えるべく、今回も日本を訪れた後、その足で韓国に行かれるなど、お年を感じさせないパワフルさ。大変偉大な先生でいらっしゃいます。
日本人の矯正に対する関心はまだまだ低いので、多くの人が矯正治療に興味を持つことを望まれています。
2003年11月01日 15:15
