院内だより

2007年を振り返って

2008年の第1号として昨年度の出来事を振り返ってみたいと思います。
まず、大きな出来事といえば浅草と代官山のオフィスの統合です。患者さんのご家族の中にはまだ一度も新しいオフィスをご覧になっていない方もいらっしゃるかもしれません。
そこで、今回新しいオフィスの紹介をします。
院内へ入ると最初に目に付くのは暖かい日差しが差し込む待合室。ここで、私たち、受付スタッフが皆さんを迎えます。院内を見渡すと明るく、オープンな作りになっています。準備が整うと衛生士さんが待合室まで迎えに行き、奥の治療台へ案内します。衛生士さんが気になる点や、前回来院してからの変化などを聞き、クリーニングを行います。そして、いよいよ院長先生の出番です。衛生士さんから患者さんの状況を聞き、適切な治療を行っていきます。院長先生は患者さんをリラックスさせるのがとても上手。気が付いたらお話に盛り上がり、楽しい気分になって帰られる患者さんもいらっしゃるのではないのでしょうか?!
当院のもう一つの特徴はレントゲン室。以前受付だよりでも特集を組みましたが、最新の装置が入っており、中でもコーンビームCTを始め、デジタル化されたセファロ、パノラマ等、鮮明でしかもX線量を最小限に抑える努力がなされています。
  最後にこちらが院長先生のデスクです。仕切りは一切なく、ここでお仕事をされていてもオフィスを一望できるようになっています。患者さんが来院されると真っ先に声をかけるなど、私たちの先生はとても気さく。治療の傍ら、ご多忙ながら院外活動も積極的になさいました。ちょうど今、治療がひと段落してデスクに戻られたので、昨年の活動を伺いたいと思います。 院長先生、よろしくお願い致します。

院長: 2007年は特に多忙の年でした。なんといっても、京都で日本のスタディー・
グループの先生方の協力を得て、日本主催のインターナショナルミーティングを成功
させたことです。あの環境問題を世界的テーマにした国際会議場で行なうことができま
した。外国からの先生方に日本を見て頂き、臨床上有意義な情報の交換は当然のことと
して、“思い出”になるようなミーティングを演出することが、良い天気にも恵まれ、
出来ました。(フー!)これも小さな国際貢献ですか!あとはアメリカ矯正学会での
講演(シアトル)、日本での地方学会講演(近畿、東海)個人的に行なっている2年間
コース、ベーシックコースをこなすことができました。スタッフ、そして私の妻である
伊佐世先生の強力なバックアップ、そして良い患者さんの協力があればこそです。
今年も顎の関節を大事にした歯列矯正を(最も基本的なところだと思うのですが)普及させるためにがんばります。

院長先生ありがとうございました。本年も先生はアメリカでの講演、コースの開催などの他に、新たに米国歯科大学院同窓会(JSAPD)の会長にもなられました。素晴らしい実力をお持ちでいらっしゃるのですが、現在通われている患者さん一人一人に合ったより質の高い治療を目指すだけでなく、正しい治療法を世界中に普及させるべく、努力をなさっているお姿を見習って、私たちスタッフも向上心を持ち、頑張っていかなければと思います。

2008年02月16日 14:29

« 勉強会に参加して  |  院内だよりTOP  |  AAO and RWISO in Boston »